宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/12/10 11:41 更新 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、350km/秒と低速の状態が続いています。 磁場強度は、4〜5nTと平均的な値で推移していましたが、 グラフの後半で7nTに少し高まっています。 一時的な変化かもしれませんが、 速度の小さい高まりに繋がるかもしれません。 磁気圏は穏やかな状態が続いています。 AE指数は、時々、小規模の変化が起きている程度です。 SDO衛星AIA193では、 南半球のコロナホールはぼんやりと見えるだけです。 太陽風への影響は特に見られないのではないでしょうか。 27日周期の図の前周期の様に、 穏やかな太陽風がしばらく続きそうです。 太陽は、中心付近の少し南寄りの場所と、 東側の北半球側に、小さい磁場の強まりができています。 SDO衛星AIA193の写真で、小さく明るく光っている場所です。 現在の写真では黒点は見えませんが、 中央部の強まりでは、昨夜頃に小さい黒点ができていた様です。 緯度は南緯13度程度とあまり高くありませんが、 磁場の並びは、新しい第25期の順番です。 短時間の出現で終わるのでしょうか。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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