宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/12/ 7 12:54 更新 太陽は無黒点に戻っています。低速の太陽風が続いています。 担当 篠原 昨日、太陽の北西部(右上)に見えていた小さい黒点は、 夜には見えなくなり、太陽は無黒点に戻っています。 X線グラフも変化はありません。 太陽風は、360〜370km/秒と低速の風が続いています。 磁場強度は、4nTと平均的な状態です。 磁場の南北成分は、0nT付近で小さく変化する程度で、 磁気圏は穏やかです。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 目立つほどのコロナホールは見られず、 太陽風は穏やかな状態がしばらく続きそうです。 掲載している27日周期の図では、 前周期の太陽風はずっと穏やかな状態で、 次の高まりは、図の後の11月21日に始まっています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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