宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/12/ 5 12:25 更新 太陽風は300km/秒と低速で、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、300km/秒と低速の状態で推移しています。 磁場強度も、2〜3nTと弱くなっています。 磁場の南北成分は、 グラフの前半に弱い南向きが見られる程度で、 以降は0nT付近で小さい変化になっています。 低速ということもあり、磁気圏は穏やかです。 27日周期の図を見ると、 前周期の太陽風はこの後も低速の風が続いています。 一方、SDO衛星AIA193では、太陽の中心部から南に向かって、 ぼんやりとコロナホールが見えている様です。 今回はこの領域の影響が多少見られるかもしれません。 4日後くらいの太陽風の変化に注目してください。 太陽は無黒点です。 X線グラフも全く変化がありません。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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