宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2019/12/ 6 12:31 更新 太陽に小さい黒点が現れています。太陽風は低速です。 担当 篠原 今朝くらいから、太陽の北西(右上)に小さい黒点が現れています。 緯度は24°くらいと高めなのですが、 磁場の並びは、現在の第24活動周期の順番の様です。 この後、より大きくなるでしょうか。 今のところ、X線グラフに変化はなく、 太陽は穏やかです。 太陽風の速度は、昨日の午後からゆっくりと上昇しています。 低速の状態は続いていますが、 昨日の300km/秒から、現在は370km/秒へ変化しています。 磁場強度は、2〜5nTの間を上下していて、 全体としてはやや弱い状態です。 現在の様子だと、速度の高まりは小さい変化で終わりそうです。 磁気圏は、全体としては穏やかで、 AE指数は、小規模の変化が1回起きている程度です。 SDO衛星AIA193では、 太陽の中央部の南側に淡いコロナホールが見えています。 今後、この領域の影響が見られるでしょうか。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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