宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/11/ 5 13:10 更新 太陽に小さい黒点が現れています。太陽風は平均的な状態に戻っています。 担当 篠原 昨日の午後に、太陽の東側の赤道付近に黒点が発生しました。 夜には、2個見えるくらいになりましたが。 その後小さくなって、現在は可視光の拡大写真で1個が見える程度です。 SDO衛星AIA193のコロナ写真で、明るく光っている箇所です。 その他に黒点はなく、太陽は穏やかです。 太陽風は、昨日の午後に340km/秒に速度が少し高まり、 その後もゆっくりと上昇して、 現在は390km/秒と平均的な速さに戻っています。 磁場強度も速度と同様に5nT程度に高まっています。 現在もAE指数を参照することができませんが、 磁気圏は穏やかな状態が続いています。 太陽風磁場が弱い南向きになった頃に、 小規模の活動が起きている様です。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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