宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/10/15 12:19 更新 低速の太陽風が続いています。磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、320km/秒から350km/秒へ少し上がっていますが、 低速の状態が続いています。 磁場強度は、速度の変化とともに7nTくらいまで高まりましたが、 現在は4nTに戻っています。 太陽風は、全体としては穏やかに推移しています。 磁場の南北成分は、北寄りの傾向になっています。 一時的に南向きに変化した頃に、 AE指数に500nTの変化が発生していますが、 その他の時間帯は、磁気圏は穏やかです。 SDO衛星AIA193では、 太陽の南極域から、東側(左側)の低緯度にかけて、 ぼんやりとコロナホールの暗い筋が見えています。 この領域は、前周期は、 27日周期の図の9月24日に始まる太陽風の高まりと関係しています。 今回も同様であれば、10月21〜22日頃に始まりそうです。 太陽は無黒点です。 穏やかな状態が続いています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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