宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/10/12 12:31 更新 太陽風は平均的な速さに戻っています。 担当 篠原 太陽風の速度は、470km/秒から420km/秒へ下がり、 平均的な速さに戻っています。 磁場強度も5nTから3nTに下がって、やや弱くなっています。 27日周期の図を見ると、 速度の弱い高まりは、2日ほど続いて終わろうとしています。 磁場の南北成分は、 -2 〜 -3nTの弱い南向きの変化が度々発生しています。 そのため、AE指数でも500nT前後の小規模の変化が何度も発生しています。 SDO衛星AIA193では、 太陽の南半球側に、ぼんやりとしたコロナホールが見えています。 27日周期の図では、 前周期は400km/秒台の太陽風がもう4日ほど続いています。 今回も同様の推移になるでしょうか。 太陽の南東(左下)に、新しい第25活動周期の磁場の並びが発生し、 可視光写真を拡大すると、とても小さい黒点ができている様です。 掲載の可視光写真では分かりませんが、 SDO衛星AIA193の写真では、小さく明るく光っています。 この後、番号が付けられるほどの黒点になるでしょうか。 その他に黒点はなく、太陽は穏やかです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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