宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/10/10 12:21 更新 太陽風の速度は450km/秒に少し上がっています。磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、昨日の午後から磁場強度が8nTに少し高まり、 現在にかけて7〜10nT程度で推移しています。 速度は、380〜400km/秒で安定していましたが、 今日の昼前から、450km/秒へ少し高まっています。 SDO衛星AIA193では、特にコロナホールは見られなかったので、 太陽風は、小さい変化に留まるでしょう。 磁場の南北成分は、 磁場の強まり始めに -7nTと南向きが強まりましたが、 その後は北向きに切り替わっています。 このため、AE指数は、1000nTに達する活動が1度発生した後は、 静かになっています。 27日周期の図の前周期を見ると、 太陽風はもう数日400km/秒台を保ちましたが、 その後は300km/秒台に下がって低速の風になっています。 今回も、基本的には穏やかな太陽風が続きそうです。 太陽は無黒点です。 X線グラフも変化はありません。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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