宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 9/22 13:20 更新 太陽風は低速の状態が続いています。太陽は無黒点です。 担当 篠原 太陽風の速度は、340〜350km/秒と低速の状態で安定しています。 磁場強度も、5nTから4nTに少し下がる程度で安定しています。 磁場の南北成分は、グラフの中盤までは弱い南寄りが続き、 後半は0nTに近付いています。 このため、磁気圏では弱い活動が見られ、 AE指数は、300〜500nTの小規模の変化が連続的に起きています。 ただし、グラフの最後は変化が小さくなり、 磁気圏は静かになっています。 磁場の南北成分が小さいままであれば、 磁気圏も穏やかに推移するでしょう。 SDO衛星AIA193では、 中央部のコロナホールが西半球に進んでいます。 27日周期の図の前周期を参考にすると、 明日くらいから太陽風の高まりが始まるかもしれません。 また、太陽の東側(左側)には次のコロナホールが見えています。 この領域は、前周期の8月31日以降の高速風をもたらしています。 今回は、今週後半の27日くらいから変化が始まりそうです。 太陽は無黒点で、穏やかな状態が続いています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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