宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 9/20 10:37 更新 太陽風は低速の風に変わっています。磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、380km/秒から350km/秒へ下がり、 より低速の状態になっています。 一時的に下がることはありましたが、 8月27日以降、太陽風は400km/秒を超える状態が続いていました。 この辺りでしっかりと低速風に切り替わるのでしょうか。 太陽風の磁場強度は、3〜4nTとやや弱い状態が続いています。 南北成分の変化は小さく、磁気圏は穏やかに推移しています。 AE指数は時々小さい変化が起きている程度です。 SDO衛星AIA193では、コロナホールが太陽の中心に近付いています。 27日前と比べると、広がりは小さくなっています。 前周期は、550km/秒に達する高速太陽風が8月27日から2日ほど続きました。 今回は高まりが小さくなるかもしれません。 太陽は、無黒点が続いています。 WDC-SILSOの速報値では、9月1〜3日に黒点が観測されただけで、 4日以降、無黒点が続いています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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