宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 9/19 11:58 更新 太陽風は平均的な速度が続いています。磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、今朝早くまで400km/秒を保っていましたが、 その後少し下がって、現在は380km/秒です。 今回はこのまま下がるでしょうか。 磁場強度は、3nTとやや弱い状態で推移しています。 南北成分は、グラフの前半は弱い南寄りになっていて、 AE指数に300nTや700nTの小中規模の変化を起こしています。 その後は、磁場は0nT付近で小さく変化する程度になり、 AE指数の変化も見られなくなっています。 SDO衛星AIA193では、東側(左側)の南半球寄りに 縦に細長いコロナホールが見えていますが、 前周期よりも広がりが小さくなっています。 この領域は、27日周期の図の前周期の 8月27日の太陽風の高まりに関係していると思われますが、 小さくなったことで、 太陽風への影響も弱くなるかもしれません。 変化は9月23日頃に始まりそうです。 太陽は無黒点です。 穏やかな状態が続いています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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