宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2019/ 9/18 12:23 更新 太陽風の速度は400km/秒前後を推移しています。 担当 篠原 太陽風の速度は、 昨夜にかけて400km/秒から360km/秒へ下がりましたが、 今日に入ると再び高まって、450km/秒に達しました。 現在は元に戻って400km/秒です。 速度は、下がりそうで下がらないという状態が長く続いています。 27日周期の図を見ると、 前周期の8月27日に速度の高まりが見えています(読み取りにくいですが)。 もう5日ほどすると、この高速風の回帰が始まる可能性があります。 太陽風の強度は、5nTから3nTへ少し弱くなっています。 南北成分は、-5nTの南向きの変化が2回ほど発生しています。 そのタイミングで磁気圏の活動もやや高まり、 AE指数で500nTの変化が発生しています。 2つめの高まりにあたる、世界時17日22時頃のオーロラの様子を、 昭和基地の全天カメラの動画で紹介します。 例年、昭和基地の写真の更新は10月中旬までです。 残り1か月になっています。 SDO衛星AIA193では、 太陽の東側(左側)の赤道域にコロナホールの暗い領域が見えています。 前周期の8月27日の高速風はこの領域と関係しています。 まだ斜めから見ていますが、広がりが小さくなっている様です。 太陽は、無黒点で穏やかです。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |