宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 8/21 13:22 更新 太陽風は平均的な状態です。磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、昨夜に400km/秒と平均的な速さに高まり、 現在までこの状態が続いています。 磁場強度は、昨日のニュースの後に10nTまで高まって、 その後、5nTと平均的な値に下がっています。 27日周期の図の前周期と同じ様に、 400km/秒の状態で落ち着いています。 磁場の南北成分は、磁場が強まっていた頃は北寄りで、 以降は0nT付近と小さくなっています。 磁気圏は穏やかで、AE指数は特に変化のない状態です。 SDO衛星AIA193では、太陽の中央部にコロナホールはなく、 太陽風は再び低速風に変わっていきそうです。 一方、東端(左端)近くの南半球側にコロナホールが見えています。 前周期の7月31日に始まっている太陽風速度の高まりは、 この領域によるものです。 今回は8月27日頃でしょうか。 太陽は、無黒点の状態が続いています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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