宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 8/20 12:35 更新 低速の太陽風が続いています。磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、 昨日の午後から今朝にかけてゆっくりと低下して、 320km/秒まで下がりましたが、 そこから上がり始めて、現在は370km/秒に戻っています。 全体としては、低速の状態が続いています。 磁場強度は、昨日は2〜3nTと弱くなっていましたが、 今朝から5nTを少し超えるくらいになっています。 グラフ後半の太陽風の小さい高まりは、 太陽の南半球に見えていたコロナホールの影響かもしれません。 前周期を参考にすると、もう少し速度が高まるかもしれません。 磁気圏は穏やかな状態が続いています。 AE指数のグラフは、特に変化は見られません。 太陽風のグラフの後半では、南北の変化が少し大きくなっています。 この傾向が続くと、磁気圏の活動も少し高まりそうです。 太陽は穏やかです。 今日も無黒点の状態です。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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