宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 8/12 09:54 更新 高速の太陽風は終わって、やや低速の風に変わっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、 昨夜までは450km/秒とやや高速の状態を保っていましたが、 今日に入るとゆっくりと下がって、 現在は380km/秒とやや低速になっています。 27日周期の図の前周期と同じ様に、 太陽風の高まりは終わりになりそうです。 太陽風の磁場強度は、4nT前後で安定しています。 南北成分は、南に向いたり北に向いたり、 ゆっくりと変化しています。 AE指数は、500nTの変化が1回起きている程度で、 その他は穏やかです。 太陽風の速度が下がってきたので、この後も静かに推移しそうです。 SDO衛星AIA193の写真が更新されています。 太陽は全体がぼんやりと光っていて、 コロナホールは北極と南極に見える程度です。 27日周期の図の前周期の様に、 この後は穏やかな太陽風が続きそうです。 太陽は無黒点で、穏やかな状態が続いています。 放射線帯の高エネルギー電子は、 減少が続いて、今日は1万を割っています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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