宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2019/ 8/11 10:11 更新 太陽風の速度は低下して、やや高速になっています。 担当 篠原 昨日のニュースの後、太陽風の速度は低下に向かい、 夜には500km/秒まで下がりました。 その後は安定して、480km/秒とやや高速の状態で推移しています。 600km/秒に達する太陽風速度の高まりは、 短い時間で終わっています。 磁場強度は、3nTとやや弱くなっています。 磁場の南北成分は、振れ幅は小さいですが南寄りになっていて、 磁気圏では小規模の活動が続いています。 AE指数は、300〜500nTの変化が頻繁に発生しています。 しかし、速度も磁場強度も下がってきたので、 磁気圏の変化は、次第に小さいものになりそうです。 27日周期の図を見ると、 前周期の太陽風は、この後、400km/秒と平均的な速さになっています。 今回もこの辺りで落ち着くのでしょうか。 太陽は無黒点が続いています。 X線グラフも静かです。 放射線帯の高エネルギー電子は、今日も1万に達しています。 ゆっくりと減少しているため、そろそろ1万を割りそうです。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |