宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 8/10 08:38 更新 太陽風の速度は630km/秒に高まっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日の午後以降は 480km/秒とやや高速の状態になっていましたが、 今日の未明になると再び上昇を始め、 現在、630km/秒に高まっています。 27日周期の図の前周期のやや高速の風とは違い、 しっかりと高速風の領域になっています。 一昨日のニュースで紹介した、 太陽の南側のコロナホールの影響がやって来たのでしょうか。 太陽風の磁場強度は、5nT前後の平均的な状態が続いています。 南北成分は、グラフの後半から南北に振れる様になっています。 このためAE指数のグラフも、 後半から小さい変化が見られる様に変わっています。 速度がだいぶ高まっているので、磁場の南向きの変化が続けば、 磁気圏の活動ももう一段高まりそうです。 太陽は無黒点です。 X線グラフに変化は見られません。 放射線帯の高エネルギー電子は、 1万を超えて高まった状態が続いています。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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