宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 7/28 14:29 更新 太陽風は低速の状態が続いています。太陽は無黒点です。 担当 篠原 太陽風は、昨夜から速度がゆっくりと上昇していて、 小幅ですが、300km/秒から350km/秒へ変化しています。 低速の状態は続いています。 磁場強度も少し高まって、 5nT前後と平均的な状態になっています。 南北成分は南寄りの傾向になっていて、 -5nTくらいの変化も発生しています。 しかし、磁気圏は全体としては穏やかで、 AE指数は、500nTに達する変化が1回起きている程度です。 太陽風の速度は、この後どの様に推移するでしょうか。 SDO衛星AIA193では、 コロナホールが太陽の中央線に近付いています。 この領域の影響は、4日程度先になるでしょう。 太陽は、無黒点が続いています。 7月も終わりに近付いていますが、 WDC-SILSOの黒点相対数の速報値では、 7月で黒点が観測されたのは、 今のところ、7日と22日の2日だけです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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