宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 5/28 13:00 更新 太陽風の弱い変化は通りすぎ、低速の穏やかな風に戻っています。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日の午後に380km/秒まで上がって、 その後、ゆっくりと下がっています。 今朝早くには330km/秒まで下がり、 以降、この速度で安定しています。 太陽風の磁場強度も、昨夜遅くに12nTまで高まりましたが、 今朝以降は次第に下がって、現在は5nTと平均的な状態です。 太陽風の変化は、1日ほどで通り過ぎた様です。 太陽風磁場の南北成分は、 昨日のニュースの後に南向きに振れ、 -8nT程度の変化が3時間ほど続きました。 以降は0nTに戻り、現在にかけて北寄りの傾向になっています。 AE指数では、 この南向きの頃に500nTの中規模の高まりが起きていますが、 以降は小さい変化に留まっています。 27日周期の図を見ると、 前周期の太陽風の高まりが始まった頃に近付いています。 SDO衛星AIA193でも、コロナホールの薄暗い領域は、 太陽の西側に進んでいます。 この後、コロナホールの影響はやって来るでしょうか。 太陽は、静かな状態が続いています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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