宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2019/ 5/27 13:50 更新 太陽風に小規模の乱れが発生しています。磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 DSCOVR衛星の観測によると、 今朝、27日6時半(世界時26日21時半)頃に、 太陽風の速度が300km/秒から360km/秒へ急に高まる 小規模の変化が到来しました。 プラズマの密度も同じタイミングで急に増加しています。 2nTと弱くなっていた太陽風の磁場強度は、 この後から増加を始めて、現在は10nTに達しています。 STEREO Ahead衛星のCOR2の画像によると、 4日半前の22日に弱いCMEが地球方向へ飛び出していました。 この影響がやって来たのかもしれません。 太陽風磁場の南北成分は、 一時的に -7nT程度の南向きの変化が発生していますが、 その他は北寄りになっています。 速度が下がっていることもあって、 AE指数に特に変化は見られず、 磁気圏は穏やかに推移しています。 この後、磁場の方向が南向きに切り替わると、 磁気圏の活動がある程度活発になる可能性があります。 また、その後、コロナホールの影響も始まるかもしれません。 太陽は今日も無黒点で、穏やかです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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