宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2019/ 5/23 12:30 更新 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。無黒点が続いています。 担当 篠原 昨日のニュースの直後、 太陽風の速度は400km/秒近くへ高まりましたが、 すぐにゆっくりと下がり始めて、 今朝には350km/秒まで下がり、以降安定しています。 磁場強度は、2〜4nTとやや弱い値で推移しています。 太陽風磁場の南北成分は、0nT付近にあることが多く、 時々、南に振れたり、北に振れたりしています。 磁気圏も穏やかに推移していて、 AE指数は、小さい高まりが2回起きている程度です。 太陽風は、低速の風がしばらく続きそうです。 SDO衛星AIA193では、 太陽の南東側(左下)にコロナホールが見えています。 この領域は、27日周期の図の前周期の 5月1日に始まる太陽風速度の高まりをもたらしています。 今回はどの様な広がりになっているでしょうか。 太陽は無黒点が続いています。 X線グラフには変化はなく、とても穏やかです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |