宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 5/25 17:03 更新 太陽風は更に低速になっています。磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、350km/秒から300km/秒へ下がり、 更に低速の風になっています。 磁場強度は、4nTから2nTに下がり、再び4nTに戻っています。 27日周期の図を見ると、 太陽風磁場の大まかな方向が、 「T」から「A」に切り替わる変化が到来しています。 磁場の南北成分は、0nT付近で小さく変化する程度です。 磁気圏は穏やかな状態が続いています。 SDO衛星AIA193では、 南半球のコロナホールが太陽の中央線に達しています。 27日前よりも広がりは小さくなっていて、 太陽風への影響も弱くなりそうです。 太陽では、SDO衛星AIA193の写真の東端(左端)近くに 明るく光る領域が発生しています。 SDO衛星の可視光写真ではここに白斑が見えていて、 拡大すると、とても小さい黒点も見えている様です。 更に大きくなるでしょうか。 今日は学校行事のため、 この時間まで更新ができませんでした。 無事に終わって一安心です。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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