宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 5/20 13:54 更新 太陽風は平均的な状態です。太陽は無黒点になっています。 担当 篠原 太陽風の速度は390km/秒と、昨日より少し下がっていますが、 平均的な状態です。 磁場強度は、今朝まで5nTで安定していましたが、 その後少し上がって、8nT程になっています。 太陽風磁場の大まかな方向が切り替わる、 セクター境界に関係する変化かもしれません。 太陽風磁場の南北成分は、今朝までは0nT付近でしたが、 その後、南寄りにやや強まって、現在は北寄りになっています。 AE指数のグラフは、 今朝まではほとんど変化がありませんでしたが、 その後、800nTの中規模の変化が起きています。 現在は磁場が北寄りなので、 再び静かになっていると思われます。 この後、SDO衛星AIA193の太陽の南半球に見られた 小さいコロナホールの影響は見られるでしょうか。 基本的には太陽風は穏やかに推移すると思われます。 太陽は無黒点になっています。 X線グラフも変化はありません。 SDO衛星AIA193では、 太陽の中心部の北西寄り(右上)に、小さい明るい点が見えています。 黒点にはなっていませんが、磁場の強まりができていて、 極性の並びが新しい第25期の順番になっています。 新しい周期も少しずつ近付いている様です。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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