宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 5/19 08:26 更新 太陽風は平均的な状態で、磁気圏は穏やかです。2741黒点群は沈みかけています。 担当 篠原 太陽風は、400〜420km/秒と平均的な速度で安定しています。 磁場強度は、6nTから4nTヘ少し下がっています。 磁場の南北成分は北寄りの傾向になっていて、 磁気圏は基本的に穏やかです。 その中で、太陽風の磁場が南向きに変化した時間帯があり、 AE指数で600nTの中規模の活動が発生しています。 SDO衛星AIA193では、 太陽の南半球側に、細長いコロナホールが見えています。 2〜3日後にこの領域の弱い影響がやって来るかもしれません。 太陽では、2741黒点群が西の端に沈みかけています。 この後、太陽は無黒点になりそうです。 X線グラフには、特に変化はありません。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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