宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 3/15 15:11 更新 低速の太陽風が続いています。太陽は無黒点です。 担当 篠原 太陽風は、330〜350km/秒と低速の風が続いています。 磁場強度は、今日に入った頃からゆっくりと上昇して、 現在は8nTとやや強まっています。 この後、速度の変化も見られるでしょうか。 磁場の南北成分は、弱い南寄りになっています。 このため、磁気圏もやや活動的になっていて、 AE指数のグラフは、 300〜500nTの小規模の変化が続いています。 SDO衛星AIA193では、 太陽の中心部にコロナホールが見えています。 この影響が、3〜4日後くらいに 地球に到来する可能性があります。 27日周期の図では、前周期の変化は2月21日に始まっていて、 5日後くらいになっています。 今回はどの様な変化になるでしょうか。 太陽は、昨日見えていた小さい黒点は消えて、 無黒点に戻っています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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