宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 3/13 11:56 更新 低速の太陽風が続いています。太陽は無黒点になっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、一時的に400km/秒に上がり、 その後、再び350km/秒に下がっています。 全体としては低速の風が続いています。 太陽風の磁場強度も、 速度が高まった頃に10nTに強まりましたが、 その後は下がって、現在は3nTとやや弱くなっています。 磁場の南北成分は、 磁場が強まった時に -7nTと南向きに強まり、 AE指数で500nT弱の小規模の磁気圏活動を起こしています。 その他の時間帯は、磁気圏は概ね穏やかな状態です。 SDO衛星AIA193では、 赤道域を縦に伸びるコロナホールは西に進み、 地球へ影響を及ぼし始める目安の位置に近付いています。 明日か明後日くらいに影響が始まるかもしれません。 SDO衛星の可視光写真では2734黒点群は見えなくなり、 太陽は無黒点になっている様です。 X線グラフも下がりきっていて、太陽は穏やかです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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