宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 2/19 13:53 更新 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。コロナホールの影響が始まりそうです。 担当 篠原 太陽風は、350〜370km/秒と低速の風が続いています。 磁場強度は、5nTから3nTへ下がり、 やや弱くなっています。 磁場の南北成分の南寄りの傾向は、 昨日のニュース以降は続かず、 0nT付近で小さく変化しています。 このため、磁気圏は静穏で、 AE指数に目立った変化は起きていません。 27日周期の図を見ると、 前周期(1月23日)は太陽風速度の高まりが始まる頃です。 SDO衛星AIA193の太陽写真でも、 コロナホールは西半球(右側)に半分ほど進んでいて、 これから影響が始まりそうです。 今回、コロナホールの広がりは小さくなっています。 太陽風への影響も弱まる可能性があります。 太陽は無黒点が続いています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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