宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 1/24 13:19 更新 太陽風は570km/秒の高速風になり、磁気圏の活動も高まっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日のニュースの後も上昇を続け、 570km/秒の高速風に達しています。 27日周期の図を見ると、前周期より半日程早く変化が始まり、 同じくらいの速度の高まりになっています。 太陽風の磁場強度は、7nTとやや強い状態で推移しています。 南北成分は、-5nT程度の南向きの変化が頻繁に発生しています。 速度の高まりもあり、磁気圏の活動は高まって、 AE指数は、500nTや900nTに達する中規模の変化が 数回発生しています。 このうち、世界時23日21時頃のオーロラの高まりを、 ノルウェー・トロムソの全天カメラの動画で紹介します。 明るい月が空に残っているのが残念ですが、 オーロラの激しい動きを見ることができます。 前周期の高速太陽風は、4日ほど続いています。 今回はどうなるでしょうか。 太陽風磁場の南向きの変化が続くと、 オーロラも活発な状態が続きます。 引き続き注目してください。 2733黒点群は、大きさを保っています。 X線グラフでは、特に変化は見られません。 ノルウェーのトロムソで全天カメラにより撮影された、世界時23日21時頃のオーロラ。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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