宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 1/20 12:29 更新 太陽風は350km/秒の低速風になっています。 担当 篠原 太陽風は、350km/秒へ速度が下がり、 低速の風になっています。 磁場強度は、3nTとやや弱い状態が続いています。 磁場の南北成分は、 グラフの後半に弱い南向きが続いています。 磁気圏では小規模の活動が 発生しているのではないかと思いますが、 AE指数はデータが途切れています。 太陽風のグラフの最後は、 北向きに変わりかけているので、 この状態であれば、この後の磁気圏は静かになりそうです。 SDO衛星AIA193では、 太陽の中央部にコロナホールが見えています。 過去2周期の広がりと比較すると、 前周期に少し小さくなった様に感じたのですが、 今回はむしろ広がりを増している様です。 27日周期の図を見ると、 前周期の高速太陽風は、12月28日に始まっています。 今回も同様のタイミングと考えると1月24日か、 あるいは、1日程度早まるかもしれません。 前周期は600km/秒に達する高速風が到来しました。 今回はどの様な変化になるでしょうか。 太陽は無黒点で、穏やかな状態が続いています。 2周期前(54日前)、1周期前(27日前)、現在のコロナホールの様子。SDO衛星AIA193。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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