宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 1/22 12:39 更新 太陽風は低速の風が続いています。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。 担当 篠原 昨日に続き、ロシア・ムルマンスクの 福島留美さんよりいただいたオーロラの写真を紹介します。 今日は、1月4日、8日の撮影です。 4日は、高速太陽風の到来に伴って、 磁場強度が強まって、南向きにも大きく変化し、 オーロラの活動を強めていた頃です。 8日は、この高速太陽風が終わりを迎えて、 磁気圏の変化も落ち着いてきた頃です。 雪景色と組み合わさって、とても素敵な写真になっています。 計6枚の写真を、ありがとうございました。 太陽風の速度は310km/秒へ下がり、 更に低速になっています。 磁場強度は、3nTとやや弱い状態が続いています。 磁場の南北成分は、小さく南寄りに変化しています。 このため、AE指数では小さい変化が見られています。 全体としては、磁気圏は穏やかです。 SDO衛星AIA193では、コロナホールが西に進み、 影響の始まりが近付いている様です。 27日周期の図を参照すると、 2日後の24日くらいになりそうですが、 実際にはどうなるでしょうか。 太陽では、昨日東側(左側)に現れた黒点は、 少し大きくなっています。 今日のNOAAの報告では、番号はまだ付けられていません。 X線グラフには、小さい変化が見えています。 (c) 福島留美氏、V・ルィシャク氏 1月4日に、ロシア・ムルマンスク州で撮影されたオーロラ。 (c) 福島留美氏、E・ブルィソゾフスカヤ女史 1月8日に、ロシア・ムルマンスク州で撮影されたオーロラ。 (c) 福島留美氏、V・ププキン氏 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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