宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 1/23 12:28 更新 太陽風は低速ですが、これから変化が始まるかもしれません。黒点は少し大きくなっています。 担当 篠原 太陽風の磁場強度が、 昨日の午後から5nTと平均的な値に上がり、 更に、グラフの最後で7nTへ高まる変化が見られ、 さらに強まって行くかもしれません。 太陽風の速度は、低速の状態が続いていますが、 グラフの後半からは、 350km/秒へ上がる変化も起きています。 27日周期の図を見ると、 前周期も12月27日から磁場強度が高まり、 その後速度が高まる変化が発生しています。 この変化の始まりに差しかかっているのかもしれません。 引き続き、太陽風の変化に注目してください。 太陽風磁場の南北成分は、 グラフの後半から南向きに良く変化する様になっています。 速度が低いため、活動の規模は限定的ですが、 AE指数では、300nT前後の小規模の変化が発生しています。 この後も磁場の強まりと南向きの変化が続けば、 磁気圏の活動も続くでしょう。 太陽では、一昨日から見え始めた黒点に 2733群と番号が付けられています。 黒点は少し大きくなっています。 一方、X線グラフには目立った変化はなく、 活動は穏やかの様です。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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