宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/12/14 12:31 更新 太陽風はやや低速になっています。太陽に小さい黒点ができている様です。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨夜遅くに400km/秒台を割り、 以降、360〜380km/秒で推移しています。 太陽風はやや低速になっています。 太陽風の磁場強度は3nTから5nTへ少し上がり、 平均的な値に戻っています。 南北成分は、グラフの最後でやや大きく変化していますが、 それまでは0nT付近で小さく変化する程度で、 磁気圏は穏やかに推移しています。 AE指数はほとんど変化の見られない状態です。 SDO衛星AIA193では、 南半球のコロナホールが西に進んでいます。 2〜3日後くらいに影響が見られるでしょうか。 その後は、穏やかな太陽風が続きそうです。 太陽は、SDO衛星の可視光写真を拡大すると、 東端の北半球側に小さい黒点が現れている様です。 掲載の写真では見えませんが、「New」の印を付けています。 SDO衛星AIA193で、やや明るく光っている場所です。 黒点として認定されるかも微妙な大きさですが、 今後どう変化するでしょうか。 この黒点の緯度は北緯12度程度で、 磁場の並びは現在の第24期の順番の様です。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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