宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/12/13 13:13 更新 太陽風は平均的な速度にもどり、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は400km/秒近くまで下がり、 平均的な速さに戻っています。 今回の太陽風速度の高まりは、5日ほど続きました。 太陽風の磁場強度は、4nTから3nTへ少し下がり気味です。 南北成分は、グラフの前半は北寄り、 後半は0nT付近となっています。 このため、磁気圏は静かになっていて、 AE指数は、小さい変化が時々見られる程度です。 27日周期の図を見ると、しばらく穏やかな太陽風が続きそうです。 昨日も紹介しましたが、SDO衛星AIA193の太陽写真では、 南半球の中央部にやや淡いコロナホールが見えています。 27日周期の図の前周期の11月20日に、 太陽風の小さい高まりが発生しています。 3〜4日後くらいに、これと同様の変化が回帰するかもしれません。 太陽は、2730黒点群の場所に、 一時的に小さい黒点が現れたりしましたが、 現在は見えなくなって、無黒点です。 X線グラフも変化はなく、とても穏やかです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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