宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:13)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/13 --- ---
12/12 --- ---
12/11 --- ---

黒点 12/13 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:04 409 +0.8
-2 h 425 -0.2
-4 h 416 -0.8
-6 h 416 +0.4
-8 h 424 +0.1
-10 h 432 +1.4
-12 h 436 +1.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -10 -/ -
-2 h -13 -/ -
-4 h -13 -/ -
-6 h -12 -/ -
-8 h -10 -/ -
-10 h -12 -/ -
-12 h -10 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^3
12/13 0.4 2x10^3
12/12 0.5 3x10^3
12/11 0.4 1x10^3
12/10 0.5 4x10^2
12/ 9 0.4 6x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2018/12/ 8 09:31 太陽風はやや高速になり、磁気圏の活動も高まっています。
2018/12/ 9 10:31 太陽風の速度は600km/秒に達しています。
2018/12/10 13:11 太陽風の速度は630km/秒に高まっています。11月の黒点数は 5.9 でした。
2018/12/11 12:04 高速太陽風は続いていますが、速度は次第に下がっています。新しい黒点が発生しています。
2018/12/12 12:41 高速太陽風は終わりに近付いています。昨日の黒点は見えなくなっています。
最新のニュース

2018/12/13 13:13 更新
太陽風は平均的な速度にもどり、磁気圏も穏やかです。

担当 篠原

太陽風の速度は400km/秒近くまで下がり、
平均的な速さに戻っています。
今回の太陽風速度の高まりは、5日ほど続きました。

太陽風の磁場強度は、4nTから3nTへ少し下がり気味です。
南北成分は、グラフの前半は北寄り、
後半は0nT付近となっています。
このため、磁気圏は静かになっていて、
AE指数は、小さい変化が時々見られる程度です。

27日周期の図を見ると、しばらく穏やかな太陽風が続きそうです。
昨日も紹介しましたが、SDO衛星AIA193の太陽写真では、
南半球の中央部にやや淡いコロナホールが見えています。
27日周期の図の前周期の11月20日に、
太陽風の小さい高まりが発生しています。
3〜4日後くらいに、これと同様の変化が回帰するかもしれません。


太陽は、2730黒点群の場所に、
一時的に小さい黒点が現れたりしましたが、
現在は見えなくなって、無黒点です。
X線グラフも変化はなく、とても穏やかです。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。