宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:41)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/12 --- ---
12/11 --- ---
12/10 --- ---

黒点 12/12 (NOAA)
磁場 フレア
2730 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:34 489 +1.8
-2 h 500 -0.7
-4 h 506 -0.1
-6 h 493 -0.7
-8 h 507 +1.8
-10 h 518 -1.0
-12 h 526 -0.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -14 -/ -
-2 h -11 -/ -
-4 h -16 -/ -
-6 h -14 -/ -
-8 h -13 -/ -
-10 h -16 -/ -
-12 h -12 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^3
12/12 0.5 3x10^3
12/11 0.4 1x10^3
12/10 0.5 4x10^2
12/ 9 0.4 6x10^2
12/ 8 0.4 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
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黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
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太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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衛星電子 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2018/12/ 7 13:10 太陽風はやや低速になっています。これから高速太陽風が始まりそうです。
2018/12/ 8 09:31 太陽風はやや高速になり、磁気圏の活動も高まっています。
2018/12/ 9 10:31 太陽風の速度は600km/秒に達しています。
2018/12/10 13:11 太陽風の速度は630km/秒に高まっています。11月の黒点数は 5.9 でした。
2018/12/11 12:04 高速太陽風は続いていますが、速度は次第に下がっています。新しい黒点が発生しています。
最新のニュース

2018/12/12 12:41 更新
高速太陽風は終わりに近付いています。昨日の黒点は見えなくなっています。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨日のニュース以降もゆっくりと低下が続き、
ちょうど490km/秒と、500km/秒台を割ったところです。
まだ、やや高速と言える状態ですが、
この後も低下が続いて、高速風は終わりを迎えそうです。

太陽風の磁場強度は、4nTで安定しています。
南北成分は、南に振れたり北に振れたりしていて、
南寄りになった時間帯に、
AE指数では700nT程度と中規模の変化が発生しています。

この後も太陽風速度の低下が続けば、
磁気圏も穏やかになっていくでしょう。

27日周期の図の前周期を見ると、
この後、太陽風は低速の穏やかな状態が続いています。
一方、SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
南半球の中緯度から極域にかけて、
コロナホールの暗い筋が伸びています。
この領域は、前周期はここまではっきりとは見えていませんでした。
このため、4日後くらいの太陽風に、
新しい変化をもたらす可能性があります。

緯度が高めであることと、広がりが大きくはないので、
影響がやって来ても変化は小さいと思いますが、
注目してください。


昨日現れた黒点には、2730黒点群と番号が付きました。
しかし、見えていたのは今朝までで、
掲載の写真では分からなくなっています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。