宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/10/21 13:29 更新 太陽風はかなり低速になっています。太陽に黒点が現れています。 担当 篠原 太陽風の速度は、300km/秒から280km/秒へ下がり、 かなり低速になっています。 磁場強度も、3〜4nTとやや弱い状態が続いています。 太陽風磁場の南北成分は、 0nT付近で小さく南北に変化しています。 速度が下がっていることもあり、磁気圏は静穏で、 AE指数のグラフは、小さい変化が起きている程度です。 27日周期の図の前周期の9月22日に始まった太陽風の高まりは、 今回は到来しなかった様です。 SDO衛星AIA193では、南半球に淡いコロナホールが見えています。 2〜3日後に、次の太陽風の変化をもたらすかもしれません。 太陽では、西側(右側)に小さい黒点が現れています。 以前見えていた2724群と2725群の間に出現した様に見えますが、 どちらかの群の黒点かもしれません。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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