宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)
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2018/ 9/30 13:21 更新 太陽風の速度はやや高まっています。太陽に黒点が発生しています。 担当 篠原 400km/秒と平均的な速さだった太陽風の速度は、 今朝くらいから少し高まり、480km/秒とやや高速になっています。 磁場強度は、5nTから7nTに少し高まって、 速度が変化した後に3nTへ下がっています。 前周期の9月4日に始まった太陽風の高まりが、 1日ほど早く帰ってきたのかもしれません。 太陽風磁場の南北成分は、 北に向いたり、南に向いたりしています。 このため、磁気圏はやや活動的になっていて、 AE指数は400nT前後の小規模の変化が頻繁に発生しています。 29日のグラフの最後の高まりにあたる、 世界時29日22時半の昭和基地の全天カメラによる オーロラの動画を掲載します。 昭和基地の全天カメラの写真は、 例年10月半ばまで掲載されています。 今年も残り2週間ほどになりました。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 太陽の中央部にコロナホールが見えています。 中心線に近付いていて、 この領域の影響は3〜4日後くらいに始まりそうです。 太陽では、昨夜に中央部に新しい黒点が発生して、 2723黒点群と番号が付けられています。 Aクラスの範囲ですが、X線グラフにも小さい変化が発生しています。 鹿児島県霧島市では今朝くらいから風が強まり、 昼頃から一段強まっています。 台風は最接近を過ぎているので、 風雨はこれから落ち着いて行きそうです。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)  SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA)  SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA)  DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ：NOAA/SWPC、作図：宇宙天気ニュース  AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC   27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図：宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC  | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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