宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2018/ 9/24 10:06 更新 太陽風はやや高速程度に下がり、磁気圏の活動も弱くなっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、440〜470km/秒とやや高速で推移しています。 磁場強度は、5nTから8nTへ少し高まりましたが、 グラフの最後で5nTに戻っています。 太陽風速度の高まりは、27日前と比べるとだいぶ弱くなっています。 太陽風磁場の南北成分は、 0nT付近で小さく変化する様になっています。 昨日から、AE指数を見ることができなくなっているのですが、 NOAA/SWPCのデータを参照すると、 磁気圏では、小規模の活動が発生していますが、 活動の勢いは下がっています。 このまま、太陽風の速度は下がって行くでしょうか。 27日周期の図を見ると、 前周期の速度の高まりは、もう2日ほど続いています。 引き続き注目してください。 また、SDO衛星AIA193の太陽写真では、 北極と南極以外には、中央部に小さいコロナホールが見える程度で、 現在の高まりの後は、穏やかな太陽風がしばらく続きそうです。 現在の太陽は無黒点です。 SDO衛星の可視光写真では、 昨日の午後に太陽の中心部で小さい黒点が発生して、 すぐに消えるという変化が起きています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |