宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 9/23 10:08 更新 太陽風の速度は550km/秒まで高まり、磁気圏も活動的です。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨夕、22日17時(世界時22日8時)から 400km/秒を超えて高まり始め、 23日0時(世界時22日15時)頃に、550km/秒に達しました。 今朝、23日7時(世界時22日22時)に一段下がって、 以降は480km/秒程度となっていますが、 高速の太陽風が続いています。 太陽風の磁場強度は、10nTから少し下がって、 5〜7nTで推移しています。 速度の高まりが一段落していますが、 磁場強度がまだ弱くなっていないので、 再び速度が上昇するなどの変化が見られるかもしれません。 27日周期の図で前周期の太陽風を見ると、 高速風は4日間ほど続いています。 このことからも、今後の推移に注目してください。 太陽風磁場の南北成分は、南寄りの傾向が続いています。 磁場強度が下がったため、振れ幅は小さくなっていますが、 速度は高まっているので、 磁気圏の活動度は高まった状態が続いていると思われます。 今日は南半球、世界時22日22時半の南極・昭和基地の 全天カメラの動画を紹介します。 満月少し前の明るい月で空が照らされていますが、 その中をオーロラの光が激しく動いています。 太陽は無黒点です。 穏やかな状態が続いています。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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