宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 8/30 12:11 更新 高速太陽風は終わりに向かっています。太陽は無黒点です。 担当 篠原 太陽風の速度は、 550km/秒から480km/秒へゆっくりと低下しています。 高速の状態は終わりに向かっている様です。 磁場強度も、2〜3nTと弱くなってきました。 磁場の南北成分は、0nT付近で小さく変化しています。 磁気圏は穏やかになっていて、 AE指数は、時々小さい変化が見られる程度です。 このまま推移すると、 高速太陽風は4日ほどで終わりになりそうです。 SDO衛星AIA193では、北極域以外はのっぺりとして、 コロナホールは見られません。 27日周期の図の前周期と同様に、 この後は、穏やかな太陽風が続きそうです。 2720黒点群が沈んだ後、太陽は無黒点になっています。 放射線帯の高エネルギー電子は、 ピークは少し下がりましたが、 1万を超えた状態が続いています。 太陽風が落ち着いて来たので、 今後はゆっくりと低下するでしょう。 今朝は6時半に学校を出発して、 高専スペースキャンプの会場である新居浜に向かっています。 ちょうど四国に入ったところで、こちらは晴れた良い天気です。 明日、明後日は外の活動もあるので、 好天が続いて欲しいところです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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