宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (07:30)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/12 --- ---
8/11 --- ---
8/10 --- ---

黒点  8/11 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
07:25 400 +0.4
-2 h 404 -6.2
-4 h 383 +2.0
-6 h 382 -1.8
-8 h 391 +3.6
-10 h 395 -3.0
-12 h 392 -0.8

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
06:30 -17 -/ -
-2 h 7 -/ -
-4 h 7 -/ -
-6 h -5 -/ -
-8 h 8 -/ -
-10 h 17 -/ -
-12 h 13 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^1
8/12 0.4 2x10^1
8/11 0.5 4x10^1
8/10 0.5 3x10^1
8/ 9 0.5 2x10^1
8/ 8 0.6 2x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2018/ 8/ 7 11:50 太陽風は更に低速になり、磁気圏も穏やかです。
2018/ 8/ 8 12:27 太陽風は平均的な速度に戻っています。
2018/ 8/ 9 12:09 太陽風は平均的な速度が続いています。太陽は無黒点が続いています。
2018/ 8/10 12:31 太陽風は低速になっています。コロナホールの影響が始まるかもしれません。
2018/ 8/11 09:31 太陽風はやや低速です。磁気圏は概ね静穏です。
最新のニュース

2018/ 8/12 07:30 更新
太陽風磁場の変化で、磁気圏がやや活動的になっています。

担当 篠原

昨日の昼、11日12時(世界時11日3時)頃に、
太陽風の磁場強度が10nTに強まりました。
その後は、ゆっくりと下がって、
現在は5nTと元の状態に戻りかけています。

この変化と同じ頃に、
太陽風の速度は、380km/秒から400km/秒へ、
わずかに上がっています。

太陽の西へ通り過ぎていったコロナホールの影響が、
多少見られたということかもしれません。

太陽風磁場の南北成分は、
南北に切り替わりながら変化しています。
このため、磁気圏の活動度もやや高められ、
AE指数では、300〜500nTの変化が繰り返し発生し、
最後は1000nT近い大きめの変化になっています。

太陽風の変化は、この辺りで落ち着きそうですが、
SDO衛星AIA193では、
次のコロナホールが太陽の中心線に達しています。

今日の1枚目の図で、27日前、54日前の様子と比較します。
コロナホールは、次第に赤道に伸び、濃さも増して来ました。
今回は、太陽風への影響も強まる可能性があります。
3日後の15日頃の変化に注目してください。


太陽は今日も無黒点です。
X線グラフも変化はありません。




2周期前(54日前)、1周期前(27日前)、現在のコロナホールの様子。SDO衛星AIA193。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。