宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 8/10 12:31 更新 太陽風は低速になっています。コロナホールの影響が始まるかもしれません。 担当 篠原 太陽風の速度は、400km/秒から350km/秒へ下がり、 低速の状態になっています。 磁場強度は、3nTとやや弱い状態で推移していましたが、 グラフの最後で、5nTと平均的な値に高まっています。 磁場の南北成分は、南寄りで、 小さい南向きの変化が続いています。 磁気圏では小規模の活動が続いている様で、 AE指数は、200〜300nTの変化が度々発生しています。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 赤道付近に見えるコロナホールは更に西に進み、 地球へ影響が及び始める目安の位置に近づいています。 明日くらいから、太陽風の弱い高まりが始まるかもしれません。 一方、このコロナホールの左側の活動的な領域の更に左側から、 コロナホールの暗い線が細長く北極域に向かって伸びています。 明日になると、伸びている様子が見やすくなりそうです。 太陽は無黒点で、とても穏やかです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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