宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2018/ 8/11 09:31 更新 太陽風はやや低速です。磁気圏は概ね静穏です。 担当 篠原 太陽風の速度は、350km/秒から380km/秒に少し上がり、 やや低速の状態になっています。 磁場強度は、昨日の最後に5nTへ上がったまま 平均的な状態で落ち着いています。 太陽風は穏やかな状態です。 太陽風磁場の南北成分は、 弱い北寄りになったり、南寄りになったりしています。 磁気圏の活動は、基本的には穏やかですが、 磁場が南寄りになったグラフの後半で、 AE指数に小さい変化が見えています。 この頃にあたる、世界時10日23時半のオーロラの様子を、 昭和基地の全天カメラの動画で紹介します。 弱い活動なので、カメラの上側(高緯度側)に偏っていますが、 きれいなオーロラが見えています。 SDO衛星AIA193を見ると、 西側(右側)のコロナホールは、 地球へ影響が及び始める目安の位置に達しています。 コロナホールの広がりがそれほど大きくないこともあり、 この後、変化が見られるかどうか注目してください。 また、太陽の中央部には、 北極から縦に細長くコロナホールが伸びています。 この領域は、27日前よりも濃さが増しています。 太陽は、無黒点が続いていますが、 SDO衛星の可視光写真の動画を見ていると、 中央部で、小さい黒点ができたり消えたりもしている様です。 X線グラフに変化はなく、穏やかな状態は続いています。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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