宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 8/ 9 12:09 更新 太陽風は平均的な速度が続いています。太陽は無黒点が続いています。 担当 篠原 太陽風の速度は、 昨日のニュースの後に450km/秒近くへ少し高まり、 今日に入ると徐々に下がって、 現在は400km/秒程度になっています。 変化としては小さく、 太陽風は平均的な速度で安定しています。 磁場強度は、2〜4nTとやや弱くなっています。 27日周期の図を見ると、 前周期の7月12〜14日に発生した速度の高まりが、 規模が小さくなって帰ってきたという状況かもしれません。 磁場の南北成分は、南寄りになっていますが、 振れ幅は小さく、磁気圏への影響は限定的で、 AE指数は、小さい変化が起きている程度です。 SDO衛星AIA193では、 中央部のコロナホールが、西半球側に進んでいます。 明後日くらいに影響がやって来る可能性があります。 太陽は無黒点です。 とても穏やかな状態が続いています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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