宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:40)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/12 --- ---
7/11 --- ---
7/10 --- ---

黒点  7/12 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:34 379 +3.0
-2 h 372 -1.0
-4 h 370 +1.9
-6 h 374 -1.8
-8 h 346 +4.2
-10 h 320 +2.0
-12 h 327 +4.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 2 -/ -
-2 h 6 -/ -
-4 h -3 -/ -
-6 h 8 -/ -
-8 h 12 -/ -
-10 h 16 -/ -
-12 h 16 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^1
7/12 0.5 6x10^1
7/11 0.6 1x10^2
7/10 0.6 4x10^2
7/ 9 0.5 3x10^2
7/ 8 0.5 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2018/ 7/ 7 15:17 太陽風の速度は500km/秒に高まっています。C1.6の小規模フレアが発生しました。
2018/ 7/ 8 14:04 太陽の東端に活動的な領域が現れ始めています。太陽風はやや高速です。
2018/ 7/ 9 12:04 太陽は無黒点で穏やかです。太陽風は平均的な速度にほぼ戻っています。
2018/ 7/10 12:02 太陽風はやや低速になり、磁気圏は穏やかな状態が続いています。
2018/ 7/11 12:37 太陽風磁場の強まりが到来しています。磁気圏は穏やかです。
最新のニュース

2018/ 7/12 12:40 更新
太陽風はやや低速で、磁気圏は穏やかです。

担当 篠原

太陽風の磁場強度は、昨日よりは下がっていますが、
5〜10nTの間を上下していて、
まだ完全には落ち着いていない印象です。
速度は、320km/秒から370km/秒へ少し上がり、
やや低速の状態です。

磁場の南北成分は、
昨日のニュースの後に、-5nTくらいの南向きの変化が発生し、
AE指数では、700nTの中規模の変化が起きていますが、
以降は、磁場は比較的北寄りに推移していて、
磁気圏も静かになっています。

今日のSDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
中央部の南寄りに小さいコロナホールが見えています。

27日前の太陽では(1枚目の図を参照)、
この頃は北極から北半球の低緯度域に
コロナホールが縦に伸びていて、
3日後くらいから太陽風速度の高まりが到来していました。
この縦のコロナホールは、
更に前の周期の54日前にも見えていたのですが、
今回、この広がりは見えなくなっています。
一方、中央部のコロナホールは、
前の周期には見られなかったものです。

このため、今後の太陽風の推移は、
前周期とは変わっている可能性があります。
3日後の15日以降の変化に注目してください。


太陽は無黒点で、穏やかです。



2周期前(54日前)、1周期前(27日前)、現在のコロナホールの様子。SDO衛星AIA193。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。