宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 6/ 8 12:11 更新 太陽風磁場の強まりは通り過ぎ、磁気圏も穏やかになっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、 400km/秒から380km/秒へ少し下がっています。 低速風に変わりかけているのかもしれません。 一方、10nTに強まっていた磁場強度は、 昨夜遅くに5nTに下がり、以降安定しています。 太陽風磁場の強まりは通り過ぎた様です。 磁場の南北成分は、 磁場が強まっていた頃は、北向きに強まっていましたが、 その後は0nT近付近と、変化は小さくなっています。 磁気圏は穏やかで、AE指数は特に変化はありません。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 コロナホールは見られず、 太陽風は穏やかな状態が続きそうです。 太陽は、昨日見えていた小さい黒点は、 その後すぐに消えて、番号は付かないままになっています。 太陽は無黒点です。 2712黒点群が沈んだ影響で、 X線グラフは全体の強度も少し下がっています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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