宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 4/29 11:49 更新 太陽風は平均的な状態で、磁気圏は静穏です。小さい黒点が現れている様です。 担当 篠原 太陽風は、速度は390km/秒、磁場強度は4〜5nTと、 平均的な状態で安定しています。 磁場の南北成分は、北寄りの傾向が続き、 磁気圏は静穏です。 AE指数はほとんど変化のない状態です。 SDO衛星AIA193では、 東端(左端)の赤道域にコロナホールの暗い領域が現れています。 前周期の変化を参照すると、4日後くらいに太陽の中心線に達し、 さらに、その3日後くらいから太陽風に影響が始まる可能性があります。 27日周期の図の前周期のグラフの、 4月9日に始まる高速太陽風の回帰です。 従って、これから一週間程度太陽風は穏やかな状態が続いて、 その後、5月6日頃から高まりがやって来るかもしれません。 太陽は、掲載の可視光写真ではほとんど見えていませんが、 SDO衛星の拡大写真によると、 北東側(左上)に小さい黒点が発生している様です。 太陽全体としては活動はなく、穏やかです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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