宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 4/27 12:35 更新 太陽風はやや低速になっていますが、磁気圏は静穏です。 担当 篠原 太陽風の速度は320km/秒から380km/秒へ少し高まり、 やや低速の状態になっています。 磁場強度も、3nTから5nTに少し上がり、 平均的な強度に変わっています。 27日周期の図のセクターのグラフを見ると、 「T」から「A」へ変化していて、 太陽風磁場の大まかな方向の切り替わりが到来しています。 太陽風の弱い変化は、この切り替わりと関係している様です。 磁気圏は穏やかな状態が続いています。 AE指数のグラフでは、変化は特に発生していません。 SDO衛星AIA193では、 太陽の低緯度域にコロナホールは見られず、 しばらく穏やかな太陽風が続きそうです。 一方、STEREO Ahead衛星によると、 太陽の東端の向こう側の赤道域にコロナホールがある様です。 どの様な広がりになっているでしょうか。 太陽は、2706黒点群は昨日よりも小さくなり、 掲載の可視光写真では、だいぶ見にくくなってきました。 X線グラフも変化はなく、太陽は穏やかです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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