宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 4/28 08:44 更新 太陽風は380km/秒付近で安定し、磁気圏も穏やかです。太陽は無黒点になっています。 担当 篠原 太陽風は、昨日から今日にかけて、 速度380km/秒、磁場強度5nTの状態で安定しています。 グラフの最後で、速度が400km/秒に上がる変化をしていますが、 一時的なものか、このまま400km/秒付近で安定するのか、 しばらく様子を見て下さい。 どちらにしても、基本的には穏やかな太陽風が続いています。 太陽風磁場の南北成分は、北寄りの傾向になっています。 グラフの中程で、一時的に -7nTの南向きの変化が発生し、 AE指数に500nTの中規模の変化を起こしていますが、 その他の時間帯はAE指数に変化はなく、 磁気圏も穏やかです。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真には、 極域以外にコロナホールはなく、 穏やかな太陽風はこのまましばらく続きそうです。 2706黒点群は、今日に入った頃に見えなくなり、 太陽は無黒点になっています。 STEREO Ahead衛星を参照すると、 太陽の東端の向こう側にも活動的な領域はなく、 無黒点がしばらく続くかもしれません。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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