宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2018/ 3/14 17:03 更新 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。高速太陽風が始まるかもしれません。 担当 篠原 太陽風の速度は、360km/秒から310km/秒へ下がり、 更に低速の風になっています。 磁場強度も、5nTから2nTへ下がって、弱くなっています。 しかし、14日15時(世界時14日6時)に、 速度は340km/秒へ、磁場強度は5nTへそれぞれ急に変化しています。 大きな変化ではありませんが、今後の変化に注目してください。 太陽風磁場の南北成分は、 0nTから北寄りの傾向が続き、磁気圏は穏やかでしたが、 太陽風の急な変化の少し前から、 南向きに変化するように傾向が変わっています。 変化は、-3nTと小さく、速度も低速のため、 磁気圏への影響は限定的ですが、 オーロラの弱い活動が見られるかもしれません。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 コロナホールが太陽の西半球に進み、 影響が地球にやって来る目安の位置に達しています。 今後、磁場強度や速度の強まりが始まるかもしれません。 太陽は無黒点で、穏やかな状態が続いています。 福岡の研究会2日目です。 今日は日程が詰まっていて、更新がこの時間になってしまいました。 研究会は明日までです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |