宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 3/13 14:31 更新 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。太陽は無黒点が続いています。 担当 篠原 太陽風の速度は、400km/秒から360km/秒へ下がり、 低速の風になっています。 磁場強度は、3〜4nT付近で推移しています。 磁場の南北成分は、0nT付近か、北向きになっています。 このため、磁気圏は静穏で、 AE指数はほとんど変化がありません。 穏やかな太陽風が続いていますが、 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 コロナホールが太陽の中央部で、 横に長く伸びています。 明日くらいから、高速の太陽風が始まる可能性があります。 速度が高まる頃に磁場の強まりが発生し、 南向きに大きく変化すると、 オーロラの活動も活発になるでしょう。 太陽は、今日も無黒点です。 3月4日から無黒点になっているので、10日連続です。 X線グラフも変化はありません。 今日は福岡で研究会に参加しています。 良い天気で、春の暖かさになっています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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